幼児教に美術は良いの？どんな効果がある？

幼児教育で美術は良いのか悪いのかそもそも必要なのか？

また、幼児教育で美術を取り入れるとどんな効果があるのか？

意外にも皆さんが思っている以上に子供の感性は豊で、思っている以上にいい刺激を受けることはたくさんあります。

幼児教育に美術は必要なのか

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皆さんはよく、「子供の頃から、本物に触れるといい」なんてこと聞いたことないでしょうか？本物に触れると言っても美術館は敷居が高く感じられます。

特に小さな子供を連れて行くと周りの人達に迷惑をかけてしまいそうと思ってしまい、遠慮しがちになってしまいます。

しかし、子供の素直な感性はアート作品との相性はとてもよく、アートに触れることで伸びていく感性や能力はとても多いものです。

アート作品を鑑賞することは、算数のように１＋１＝２と言ったように決まった答えはなく、個々がそれぞれがどのように感情を動かすかが大事で、その感情を誰かに伝えるという機会は普段生活する上でそう多くはありませんが、子供の成長にとってとても大事なことなのです。

アート作品を見ると、なんだか言葉には表せない感情が芽生えるはずです、その感情に親御さんが耳を傾けてあげれば、湧き上がった感情を表現でき、誰かと共有できたと自信を肯定することにつながるのです。

幼児教育時に美術がもたらす効果

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アートに触れることは自尊感情を育てることにつながります。

自分の好きな感じ、違和感を感じるなどを知ることで先々で進路を選ぶ時や、何かを選択する時にとても役立ちます。

しかし、まだまだ美術館は敷居が高いと感じられるのであればアートに触れるきっかけとして絵本がオススメです。

ここでの絵本は、子供向けの絵本だけでなく大人が本気で社会に向けて描いた美術作品が描かれたいる絵本が良いでしょう。

子供向けの絵本だけでは大きくなってアートに触れる機会があったとしても初めから拒否反応が出てしまい、視覚経験の幅を狭めてしまいます、そうならない為にも小さい頃からいろいろなものを見せてあげるようしましょう。

そうすればアートが苦手だという大人の方も子供と一緒に楽しみながらアートに触れることができるでしょう。

絵本だけではなく、もちろん自然の素晴らしい風景を見て子供の心が動いときその事を子供と話してみると鑑賞の力に繋がります。

たくさん運動することで運動能力が高まるように、たくさんのアート作品に触れることで子供の視覚感覚は高まり、鑑賞の力が伸びるのです。

また、一緒にアート作品を見ているときに「どういうふうに感じる？」とか「何をしている様に見える？」など、近くにいる親御さんが丁度声がけをすることで、子供なりに感情を表現するようになりあれこれと会話に繋がります。

絵などを見て話す行為は言語活動を豊かにするということもポイントです。

子供の感性と美術

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子供は色が沢山あってわかりやすい物が好きだとついつい考えがちですが意外にも、パッと見ると何が描かれているかわからない抽象画だったり、暗い感じの絵だったりというものにも興味を示すものです。

大人が思っている以上に子供はアートの不思議な感じを捉えたり、想像力を広げて楽しむことが出来るようです。

「アートの感覚は分からない」と苦手意識や既成概念をを持っているのはむしろ大人の方で、子供と同じ目線に立ってみて一緒に楽しむと、より一層アート作品が身近なものに感じられるようになるでしょう。

最近では美術館の対応も変化しつつあり、子供連れでも楽しめるプログラムが用意されていることもあり、小学校卒業までや中学校卒業まで入館が無料になると所もあるようです。

子供に無理やり「行かされている」と感じさせてしまっては今後は美術館に行きたがらなくなってしまうこともあるでしょう。

そこで、例えば好きな動物や好きなアニメをモチーフにした展示会もあるので、お子さんの方から「行ってみたい！」と思ってもらうことも重要です。

「〇〇展」のように大人向けの企画展と違い、このような子供向けの展示会などでは混雑していることも少なく、親子でゆっくりアートを楽しめるでしょう。

ただ、やはりなんと言っても子供は子供。

いくら興味津々に美術館まで行っても、集中力が続かないこともあります、なので最初にうちから全部を見ようとせずに子供に合わせて回ることをオススメします、大体30分くらいが目安でしょう。

それから体調管理も大事な要因です、「お腹がすいた」や「眠たい」などベストコンディションでないと気が散ってしまいアート鑑賞どころではなくなってしまうので、子供の体調にも気を配った方がいいですね。

子供向けのアート展などでは比較的に館内も明るく設定してあるので、小さなお子さんと行っても怖がらずに作品を見ることができます。

今ではご家庭でパソコンや各自がスマートフォンを持つ時代で、大人の皆様は事前に作品や展示会のことなどをよく調べて、子供に出来るだけ知識を入れてあげたいと思ってしまうのも分かりますが、実はそれはよくないことなのです。

既存の情報をたくさん詰め込みすぎると子供がもつ想像力を邪魔してしまい、まっさらな目でアートに触れることができません。

何も知らない子供の感性を尊重してあげ、子供の方からその作品の情報や背景を聞かれたときに初めて親が教えてあげる、そのようなスタンスで見守ってあげましょう。

親子で楽しむ美術

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お子さんと一緒に美術館にアート鑑賞をしに行くときに、入り口から出口までの間の作品を一つづつ丁寧に見ていく必要はありません。

むしろ、子供が興味を持たない作品を丁寧に見ていては飽きてしまい、つまらなく感じてしまうことでしょう。

なので、興味を持った作品はじっくり鑑賞させてあげて、そうでない作品はサクサクとばして見てもいいでしょう、その方がお子さんはのびのびアート作品に触れられて興味を持つことにもなります。

また、お子さんが興味を持った作品に対して、親御さんが「どうしてこの作品が気になったの?」などと声をかけてあげると「色が好き」や「不思議な形をしてるから」など無意識に何かを感じ取っているものです。

この”無意識”を意識化していくこともお子さんにとってとても大事な経験になります。

親御さんが積極的に「この絵、なんだか不思議だね」とか、「この人は何をしているところだと思うね？」などと思ったままを声に出してみることで、お子さんは”感じたままを表現していいんだ”と思い、ますますアート作品に興味を持つでしょう。

美術館は、もちろんマナーを守って作品を鑑賞することは必要ですが、何も黙って見て回らなければならないわけではありませんし「いつもより少し小さな声で話そうね」などとマナーをしっかり伝えてあげれば問題はありません。

子供は興味を持つと15分でも30分でも一つの作品を眺めています、「うちの子はアート作品なんて難しそうなものに興味を持つかな…」と心配しているよりは、まずは一緒に美術館へ行き、感じたままをお子さんと話してみてはいかがでしょうか！

幼児教育に美術は必要なのか？まとめ

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我が子にはまだまだ美術鑑賞は早いと感じていられる親御さんは多いと思います。

ですが、子供というのは大人が思っている以上に感受性が豊かで、いろいろな物に刺激を受けて興味を示します。

なので、興味を持つか持たないかなんて事を自宅で考えていないで、とりあえず美術館へ足を運んでアート作品に触れさせてみてはいかがでしょうか？

思いのほか喜んでくれるかも知れませんし、少なからず何かしらの刺激を受けることは間違い無いでしょう。

美術館は、小さい子供の頃から足を運んでみることで得られるものは沢山あります、また名画というもは美術の専門家だけが決めとものではなく”どれだけの人の心を揺さぶったかで決まるもの”です。

また、親御さんでも美術館は敷居が高いと感じられている方もおられるでしょうが、これを機会にお子さんと一緒にアート作品に触れに行ってみてはいかがでしょうか！